メイクする女性

若返りメイクのコツ

年齢が高くなってくるとどうしても目立ってくるのが顔の部分のシワやたるみです。

スッピンで出歩くのがかなり厳しいと感じるようになるのが30代からですが、それは化粧の仕方によってかなりカバーをしていくことができます。

若返りメイクをしていくためにまず一番に大切になるのが、顔のどういった現象が年齢を高く見せているのかということを自覚するということです。

どの部分が年齢を高めているかということがわかれば、それを見えにくくしたりうまく視線をそらせるようにしていくことができるのでそれが若返りメイクにつながっていきます。

具体的には、顔の部分のシワが目の下、頬、口元、目尻のどういった部分に出やすくなっているかということを見るということになります。

また顔の加齢部分を隠すために化粧を厚塗りにしてしまう人もよくいますが、厚化粧はそれがそのまま年齢を高く見せる原因になってしまいますので、できるだけナチュラルメイクになるようにしていくということも大事です。

はっきりした色合いは避ける

若い頃というのは目鼻立ちといったもともとのパーツはそれぞれですが、肌質はほとんどの人がしっかり美しくできています。

ですので肌にはあまり手を加えず目鼻をくっきりと見せるための化粧がメインになってきます。

ところが年齢が高くなってくると逆に肌そのものが見た目の良し悪しを決めるようになってくるため、目鼻を目立たせるようなメイクはむしろちぐはぐな印象になってしまいがちです。

くっきりとした黒を使ったアイラインや茶色~紺色のアイシャドウのような暗めの色をメインにしたメイクになると、顔にある掘りの部分をますます深く見せてしまうのでシワが逆に目立ってしまうのです。

ポイントとしてはあまり寒色系の色を多用せず、できるだけオレンジやピンク、ブラウンといった柔らかめの色を使うようにしていきます。

アイシャドウやアイラインにおいては黒や青は使わず、膨張色になるパステルカラーを使うようにすると目元がぱっちりとして明るい印象になります。

また頬の部分にさすチークですが、あまりおおげさに広範囲につけると厚化粧という印象ができてしまいますので、頬の最も高い部分に薄く広げるようにつけていき、さりげなく肌が明るくなるように工夫します。