セックスレスでも夫婦円満になれる?

今や4人に1人の男性がED(Erectile Dysfunction:勃起障害)といわれています。年齢を重ねるにつれて症状を引き起こす可能性が高まるため、若い頃よりパートナーとの性交渉が少なくなったと感じる女性も多いのではないでしょうか。

30代や40代以降の世代は、ライフステージが安定化する時期です。積極的に性行為を楽しむ人もいれば、趣味に没頭するなど、性意識が低い人も多くなります。夫婦間の性意識は、「妻」「夫」としての役割をもつため、結婚前の情熱的な愛情が乏しくなるのも1つの要因。

たとえ、「おしどり夫婦」といえるほど仲のよい間でも、性交渉のない夫婦が「夫婦円満」といえるのか疑問に感じます。おしどり夫婦のなかには、男性特有の症状であるEDが、性交渉を妨げているという実態もあります。

性に対する価値観は人によって意見がわかれますが、夫婦の仲を今以上によくするコミュニケーションとして、性交渉を見直す必要があります。

パートナーと性について話し合う

夫婦間で性意識に対する話はもちろん必要ですが、パートナーがEDだった場合どうしたらいいのかを一緒に考えましょう。

この時、気をつけておきたい点は「男性がEDを患う=性に対する関心はない」と決めつけないことです。EDを患う男性のなかには「パートナーへの気持ちはあるけれど、身体が反応してくれない」という声もあり、心と身体が不一致になっているケースもあります。

そこで、お互いの性意識を確認し合う時は自分の気持ちを思うままに伝えるのもよいですが、「最近具合はどう?」といった、相手を気遣うような会話の入り口を選びましょう。

ED治療薬を使う

もしも男性がEDを自覚していた場合、ED外来のある病院やED治療を専門とするクリニックに訪れることをおすすめします。医師から質問や検査を受けた結果、EDの場合にはED改善に有効な治療薬を処方してもらいましょう。

世界で初めてED治療に効果があると、有効性が認められた3「バイアグラ」。ED治療薬のなかでは最も歴史が古く、知名度の高い治療薬です。性交渉の1時間前に服用で、4~5時間ほど性的刺激を局部に伝える手助けをします。

➡バイアグラの正しい服用方法と処方【浜松町第一クリニック】

バイアグラは精力剤と異なり、あくまで補助成分です。飲めば必ず効果があらわれるとは限りませんが、飲み続けることで、着実に男性の勃起力を高める治療薬です。

人生を共にするパートナーと楽しい毎日であり続けるためにも、お互いの性意識を確認し信頼関係を深めていきましょう。